お気に入りのランドセルを探しに、大阪へ行ってきました。
新しい車の試運転も兼ねての長距離ドライブです。
ランドセルの種類や色は、今や驚くほど多様です。
自分たちの頃は黒か赤かを選ぶだけだったにもかかわらず、今ではデザインも色も無数にあり、まさに目移りするほどの選択肢があります。
しかも、気に入ったものを手に入れるには、1年前からの予約が必要な時代。
その変化に驚かされました。





出発前から「ピンクがいい」と言い続けていた娘。
ところがいざ店に着くと、突然「水色がいい」「薄い緑もかわいい」と言い出し、ピンクには見向きもしない。
結局、何色がいいのか分からなくなり、気分転換に買い物へ出かけ、再び選ぼうとした頃には疲れてしまい、決めきれない。
予想していた展開ではありましたが、3月に5歳になったばかりの娘にとっては、そもそも簡単に答えを出せるものではないのだと感じました。
おそらくこれが、人生で初めての大きな決断。
だからこそ、親としてどう関わるべきかを考えさせられました。
私たちが決めてしまうのは簡単です。
しかしそれでは、彼女にとっての「選ぶ経験」を奪ってしまうかもしれない。
かといって任せきりにすれば、答えが出せずに終わってしまう。
この「距離感」の難しさは、仕事にも通じるものがあると感じています。
会社を経営するようになり、決断の機会は格段に増えました。
とはいえ、決断は今でも決して得意なものではありません。
それでも向き合い続ける中で感じるのは、決断とは「正解を選ぶこと」ではなく、「選んだ後に正解にしていくこと」だということです。
娘にとっての今回の選択も、きっと同じ。
どのランドセルを選ぶかよりも、自分で選んだという経験こそが価値になる。
だからこそ最後まで寄り添いながら、彼女自身が納得できる決断を支えていきたいと思います。
日常の中にも、こうした成長の機会はたくさんあり、その一つひとつにしっかり向き合うことが、人としても、親としても、そして経営者としても大切なのだと感じた一日でした。
株式会社 浅穂
代表取締役 淺田 規文










