先日、小松市の名刹・那谷寺を訪れました。
境内に一歩足を踏み入れると、鮮やかな紅葉と、丁寧に手入れされた庭園の美しさに思わず息をのみました。
奇岩や渓谷、苔むした庭、紅葉が重なり合う景色は、単なる自然美ではなく、長い年月の中で手を入れ続けてきた人々の努力が形となった“積み重ねの美”だと感じました。
特に印象的だったのは、景色そのものが「整える」という行為の尊さを静かに語っていることです。
庭木の配置、苔の状態、石畳の美しさに至るまで、誰かが常に手をかけ、未来へ受け継ぐ姿勢があるからこそ、あの景観は成り立っています。
この「価値を守り続ける姿勢」は、私たちASAHOが目指す方向性とも重なるものであり、大きな気づきを与えてくれました。



車も同じく、買って終わりではなく、その後の整備やメンテナンス、日々の積み重ねによって価値を保ち、より長く、その人の人生に寄り添う存在になります。
那谷寺の紅葉を眺めながら、「本物の価値とは、積み重ねの先にある」という当たり前で大切なことをあらためて実感しました。
自然の美と、それを支える人の手。
その両方があるからこそ、千年を超えて受け継がれる価値が生まれる。
那谷寺は、そのことを静かに教えてくれる場所でした。
ASAHOとしても、目に見えるモノだけではなく、その裏側にある丁寧な積み重ねを大切にしながら、お客様のカーライフに寄り添う価値を提供し続けていきたいと思います。
株式会社 浅穂
代表取締役 淺田規文










