これまでの人生において、私には自身の価値観を大きく変えてくれた先輩方が数多くいらっしゃいます。
多くの方々との交流を通じて、自分の「価値基準」を少しずつ更新することができたことに、心から感謝しています。
ただ先日、ある先輩と食事をしていて気づかされたことがありました。
価値基準を上げすぎると、時に生きにくさを感じることがある、ということです。
価値観の合う方や、互いの考えに共感できる方々との出会いは人生の糧となり、大きな学びになります。
しかし一方で、自分の基準とあまりに差のある言動に触れたとき、落胆したり心が疲れてしまうこともあるのです。
たとえば日常の中でも、小売店での接客態度や、業務委託先の対応の仕方。
あるいは自動車をお貸ししたときの心配りや支払いの姿勢など、細部に表れる「マナー」や「思いやり」に触れる機会は多くあります。
もちろん、良い方々もたくさんおられますし、心から尊敬できる方々に囲まれていることを忘れてはいけません。
むしろその存在があるからこそ、対照的に「もう少し互いを思いやれる関係でありたい」と感じる瞬間が浮き彫りになるのだと思います。
人は互いに支え合い、サービスを受け、提供し合う存在です。
だからこそ、お互いが気持ちよく関わり合える関係性を築くことが大切です。
価値基準という一つのルールのもとで「良いか」「そうでないか」を判断することは必要ですが、同時にそのルールに自分自身が縛られ、苦しんでしまうこともあります。
それでも私は、自分に厳しくあることで、必ず良い人と巡り合えると信じています。
ASAHOが掲げる理念「自利と利他の調和」の通り、お互いにWIN-WINとなれるパートナーと末永い関係を築いていきたい。
そして、その関係性からこそ「末永い価値」を共に創り出していけるのだと信じています。
今後も、価値観を分かち合える方々とのご縁を大切にしながら、ASAHOとしてお客様・地域・仲間と共に歩み続けていきたいと思います。
株式会社浅穂
代表取締役 淺田規文
いつもご馳走してくれる先輩。
いつもありがとうございます。
またご馳走になります。










