先週の20日~26日は秋彼岸でした。
23日の休日に家族でお墓参りへ伺いましたが、お盆からわずかひと月ほどしか経っていないのに、墓前には雑草が生い茂っており、まずは草むしりから始めることになりました。
自然の移ろいの早さと、手をかけなければすぐに荒れてしまう現実に、あらためて「日々の手入れの大切さ」を実感しました。
秋彼岸にお墓参りをするのは今回が初めてでしたが、日ごろの感謝を伝え、これからも家族を見守っていただけるよう祈りを捧げました。
私たちが今ここに生きていることには意味があり、まだ果たすべき役割があるからこそ生かされているのだと、心から感じます。
娘にとっては少し難しいかもしれませんが、一緒に墓参りをすること自体が大切な教育のひとつだと考えています。
言葉ではなく、行動で「感謝を伝える習慣」を見せることで、自然と価値観が育まれていくのではないでしょうか。
私たち世代は、仕事や生活に忙しい中でも、こうした日常の営みを次の世代に残していく責任があるように思います。
人生もまた同じで、放っておけば雑草が生い茂るように、私たちの心や人間関係も、手をかけなければ荒れてしまう。
だからこそ、節目ごとに立ち止まり、整え、感謝を捧げることが必要なのだと感じました。
ASAHOにおいても同様に、日々支えていただいているお客様と共に過ごす時間の中で、安心や信頼を育むことができ、初めて「末永い価値」が生まれると考えます。
感謝の心を大切にしながら、家族や地域社会と共に歩む存在でいられるよう、今後も精進してまいります。
秋彼岸でのひとときは、その思いを家族と分かち合う貴重な機会となりました。
株式会社 浅穂
代表取締役 淺田規文